近々の予定

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明日10/5は、東伯中学という鳥取県中部の学校で上演会を行います。体育館の真ん中に、4.5m角の舞台を作って、観客の子どもたちは、四方から芝居を観ます。このリング形式は初の試みです。
そして、10/14には、岡山県天神山文化プラザで公演を行います。「男と女のささやかだけれど大きな話」というくくりで、別役実さんの『いかけしごむ』、岸田國士さんの『紙風船』を上演します。
鳥の演劇祭4、無事に終わりました。観客のみなさん、上演団体のみなさん、地域のみなさん、ボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。
10/3、4と片付けをしております。
昨日10/3の夜は、鳥取市内のカフェソースで、大打ち上げを行いました。
多くのみなさんのお力添えに深く感謝申し上げます。
演劇祭の報告は、鳥の劇場通信などを通じて行います。

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ダンス教育の整備などをきっかけに、1983年にフィンランドのポスト・モダンダンスがスタートしたようです。
今回、ご紹介するエルヴィ・シレンさんは、この80年代から活躍する61歳の振付家・ダンサーです。

長い経験を持つエルヴィさんの振付作品の中で、昨年12月に世界初演を迎えた2つの新作を上演します。

男女のデュエット作品『空中の渡し守』は、音楽やリズムに合わせて踊る"ダンス"というイメージ
とは異なり、空中を漂うような、舟の櫂で水をかくような、空気を深く吸い込むときの身体や気の
状態をイメージしたダンスです。

対照的に女性ソロ作品の『道』は、地に足をつけて暮らす朝から夜までの1日を移り行く時間とともに描いた作品です。たった一日なのか、一年か、一生なのか。。。。舞台をみている間、様々な記憶や
想像が生まれる作品です。

日本とフィンランド、遠く離れる2つの国ですが、人々が持っている感覚にどことなく共通点が
あるように思われます。森と湖の国のコンテンポラリーダンスを観る稀な機会です。どうぞお見逃しなく!
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イギリスのブートワークス・シアターの『ブラックボックス』の準備も始まりました。
中庭のテント下にさらにテントを立て、その中に観客一人のための"劇場"となる黒い箱
を設置します。実際に見てもらわないと、どういう形の上演か説明しづらいのです。日本では鳥の劇場が初演です。明日10/1夕方17時から上演開始です。


『羅生門』くらっぷ

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作品の演出家のもりながまことさんにお聞きしました。
「原作小説の登場人物は、下人と老婆、そして死体たちです。この上演では、下人二人、盗人二人、死人(乞食)二人、僧一人という形でやります。死人もしゃべります。役者一人ひとりの体の中に役のイメージ=フィクションが入りこむまで、たいへん時間がかかります。しかし、入ると本当に魅力的なものがあふれます。」
写真は、劇場そばのお堀端で鯉にえさをあげる出演者のみなさんです。

『LOVE & WAR』のこされ劇場 

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作品の作家・演出家の市原幹也さんにお聞きしました。
「韓国の俳優二人と日本の俳優四人が演じます。芝居は二つの物語が絡みながら進みます。同じテーブルを囲む若者のちょっとしたいさかいが、激しいけんかに発展し、関係を修復しようと試行錯誤する。もう一つ。幼稚園の先生と一人の母親が、子どもの成長を見守りながら連絡帳でやり取りをします。その20年後に成長した子ども(女性)が、その日記をひもときます。これらが相互に響き合って、観る人の中にどれだけイメージをふくらませてもらえるかが勝負です。」
写真は市原さんです。
2週目の様子を一部ですがご覧ください。写真家、水本俊也さんによる撮影です。
『剣を鍛える話』と鳥の劇場5周年の乾杯などの様子です。

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韓国の劇団ノトル『The Return -帰還-』

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こふく劇場『土地/自傳』

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そして上演後のアフタートークの様子です。平田オリザさん。

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岡田利規さん。

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そしてとっとり体験です。
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4回目になる鳥の演劇祭は、1回目が3週、2回目も3週、3回目が4週で、今回はまた3週間の開催です。演劇祭が始まる前は「最終週は無事に来るのだろうか?」と、終わりは来るに決まっているのに、いつも思います。あまりに忙しくて気が遠くなり、いろいろ細かいことも気になって、何だか先が見えないような気になるからです。そして、来ないかもしれないと思った最終週が来ました。金曜から日曜の3日を残すのみとなりました。
ふと思います。「無事に終わりが来るのだろうか?」という不安は、「終わって欲しくない」という願いの別のカタチではなかったのかと。演劇祭は幻です。3週間で消える幻です。一つ一つの舞台の一回性ということは当然ですが、演劇祭のにぎわいを見ながら、いつも幻かもしれないと思うのです。目の前には確かにたくさんのいろいろな地域の、外国の人もいて、小さい城下町を散策したり、芝居を見たり、お茶を飲んだり。私は、この光景をとても美しい幸福なさまだと思う。けれど、一般的な世の中の基準で計るとき、この幸福の価値は伝わりづらいと同時に思うのです。いつも我々を悩ませる数字=観客動員の問題です。

今回、劇場に近接する3つの小中学校に演劇祭全体のチラシを配布し、それに追加して子ども向けの演目に焦点を絞ったかんたんな印刷物と、記入して担任の先生に提出すればそれで親子分の予約が完了するという申込書もくっつけました。どの学校でも、授業や学習発表会に結構関わっているので、保護者の方は鳥の劇場のことは少しは知ってくれていると思います。そして子ども向けの演目は海外のものを中心に、普段はなかなか観れない良質で珍しいものばかりです。私は最低でも親子あわせて30から50人くらいの予約が入るだろうと予想しました。結果は親子あわせてヒトケタでした。かなりショックでした。「ああ、ほんとうに演劇に興味がないんだ」と思いました。

演劇祭の来場者が、演劇祭のことをとても喜んでくださる。来てくれた劇団の人が、日本の人も海外の人も、とても町のことや鳥の劇場を気に入ってくれる。本当にうれしく思います。が、一方できびしい現実もある。だから、演劇祭のにぎわいが終わって欲しくないと思い、同時に幻だとも感じるのかもしれません。

今回は上演会場を増やして、一日の上演数を昨年までの基本2会場から5会場へと一気に増やしました。間口を広げて、観客動員の延べ数ではなく実数を増やせないかと考えたからです。城下町地域全体が演劇祭の色に染まって、その面的な盛り上がりが人を引きつけ、滞留する人を増やすことにつなげたいと思ったのです。一本しか観ないんだけど、なんとなく演劇祭や町の雰囲気が楽しくてその辺をぶらぶらしちゃう、という人をもっと増やしたいというイメージです。

ある程度効果が出ていると感じています。各劇場の席の充足率も悪くないし、カフェでのんびりしたり、町歩きをする人を多く見かけます。けれど、もっと多くの人にこのすばらしい価値を知ってもらいたい。来てさえくれれば、そこに特別な何かがあると感じてもらえると思う。しかし、劇場の入口までの戦略がまだ不十分で、そのことが歯がゆい。

鳥が落とした葉っぱが水面に波紋を広げるというのが、一回目の鳥の演劇祭のビジュアルイメージでした。その目標はもちろん今も変わりません。

最終週、一人でも多くの人に来てもらえるよう、来てくれた人には楽しんでもらえるよう、スタッフ一同、最後の仕上げをがんばらなければいけません。
明日からの二週目の開始を前にして、とりあえず鳥取のあたりは台風の影響が薄くなって来たようです。
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昨夜来、てるてる坊主を二つつくってかかげておりました。
台風の影響は、到着する劇団のみなさんの利用する交通機関の遅れなどに実はいろいろ出ておりますが、天気の回復によりなんとか収まりがつくと思われます。

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鳥の劇場の明日の野外劇場での上演『剣を鍛える話』も、準備がいろいろ遅れまくっておりますが、今日から急ピッチで明日の本番に備えます。


劇団ノトルの演出家、ウォン・ヨンオさんに上演作『The Return 帰還』について聞きました。

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「この作品は2002年に思いつきました。9.11後のイラク、アフガニスタン、アメリカの関係の中で、戦争の危険のある時期でした。ニュースの中で、イラクの子どもが日常を戦争の中に過ごしているのを見ました。その子にとっては、タバコを吸ったり銃を持つことが普通のことでした。そして考えれば、戦地でない場所で生きる我々の日常も戦争みたいなもので、ニュースの映像と自分の生活が重なって感じられました。

芝居の後半は、ブレヒトの叙事詩「死んだ兵士の伝説」の内容に沿っています。軍人になりたくない普通の男を、王様が戦争に行かせます。その人は戦死しますが、王は彼が生きていることにします。彼は英雄としてまつりあげられ、宣伝の道具とされます。

前半は、この男が戦争に行く前の一日を想像しながら作ったモノです。戦争ではないが戦争みたいな日常です。彼はそこから脱出するのですが、本当の戦争に入り込んでしまいます。

セリフは全部で30行くらいと、とても少ないです。俳優は半分を日本語、半分を韓国語で話します。」

9月23日(金・祝)15:00と9月24日(土)15:00の上演です。

台風の中、フィンランドから来てくれたアンネさん、テイアさんの二人が関空に向けて、旅立っていきました。明日の朝、彼女たちの国へ飛ぶ予定です。
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彼女たちの『オフェリアと影の一座』、たいへん好評だったので、来年の演劇祭にも来てもらうことにしました。『オフェリア』とプラスもう一つ別の作品をやってもらえたらと思っています。来年お会いしましょう。(資金調達ができて、演劇祭が実施できればなのですが......。みなさん、ご支援よろしくお願い申し上げます。)

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