鳥の劇場は、昨年来、沖縄で現代劇に関わる演劇人と交流を持ってきました。明治以降の日本社会の問題が凝縮した形で存在する沖縄にあって、彼らは現代劇を通じて社会に対し何ができるかの模索を試みています。ご覧いただく作品は、米軍基地を巡るさまざまな意見の錯綜、解決策の見つからない現状での沖縄県民の混乱や苦悩を、沖縄の生活者の視点で描いています。
作:安和学治 国吉誠一郎 演出:当山彰一
出演:新垣晋也(劇団O.Z.E) 犬養憲子(演劇きかく「満福中枢」) 宇座仁一 島袋寛之(TEAM SPOT JUMBLE) 福永武史
   平良曉 国吉誠一郎 なかちかおり 上地李奈 久高友昭(劇艶おとな団)
料金:大人1,000円 中高生500円 小学生以下無料
劇艶おとな団
2011年安和朝彦・学治兄弟と当山彰一が中心となり結成。旗揚げ公演『ウチカビ(作:安和学治)』以来、沖縄の文化や慣習にこだわった作品を年2回の定期公演で発表し続けている。地域やおとな向けの演劇ワークショップ、県立博物館美術館と共催した地域連携劇『ニシムイ〜太陽のキャンパス〜』など地元にこだわり活動の場を広げている。
これまでの主な作品:『ウチカビ』・『ユンジチ』・『泡盛ティーダあります』・『御前風』・『ゴーストライター』・『ウチカビ年金』
支援:公益財団法人沖縄県文化振興会<平成28年度沖縄県文化活性化・創造発信支援事業>