鳥の目鹿の目

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あゆみ

2012.04.04

2011年度の地球市民賞を受賞

「文化・芸術による地域づくりの推進」が高く評価され、国際交流基金から地球市民賞の受賞団体に選ばれました。

独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)は、優れた先導的な国際文化交流活動を行う非営利の団体に国際交流基金地球市民賞を授賞しています。

1985年に創設されたこの賞は、全国各地で、国際文化交流活動を通じて、日本と海外の市民同士の結び付きや連携を深め、互いの知恵やアイデア、情報を交換し、ともに考える団体を応援しています。

「文化・芸術による地域づくりの推進」が高く評価され、鳥の劇場が受賞したのは、2011年度の地球市民賞。鳥の演劇祭の開催に加え、国内外の劇団招聘や海外公演、韓国の劇団ティダとの定期的な交流など、多彩な芸術活動や国際共同制作を行い、地域のアート・センターとして、地域の活性化に寄与していると認められました。

国際交流基金のよるインタビューの中で、代表の中島諒人さんは、「演劇の向こうにある人や歴史に出会ってもらい、私たち自身の手で、今まで誰もつくらなかった未来をつくっていく中で、劇場を不可欠なものにしていきたい」と語っています。

さらに、受賞後に示された「これからのビジョン」では、作品の海外発信の一層強化する、日中韓が共同で開催するBeSeTo演劇祭を軸に、北東アジアの演劇の拠点となる、鳥の演劇祭を中心に、海外の優れた劇団との交流をさらに発展させる、社会の発展やさまざまな社会的課題解決のために、劇場がどんな貢献ができるかについて、海外の動きとも連携しながら、劇場の新しいあり方を世界に提示していくと、将来構想を掲げています。

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