詩人の上田假奈代さんは、大阪、釜ヶ崎の高齢のおじさんたちと、詩を通じて心を交わし、人生のおもしろさとかせつなさを分かち合う活動をしています。この上演では、その活動の中で生まれた詩を紹介したり、おじさんたち自作自演の人情悲劇(喜劇?)を披露します。おじさんたちと上田さんのダイナミックでズッコケな交流の中で生まれた言葉の営みをお楽しみください。
『風車(かざぐるま)』 作・演出:浅田稔 出演:ひと花笑劇団
詩の朗読:ひと花センター 釜ヶ崎芸術大学のおじさんたち 上田假奈代
料金:大人1,000円 中高生500円 小学生以下無料
上田假奈代
詩人。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。92年から詩のワークショップを手がける。2001年「詩業家宣言」を行い、さまざまなワークショップメソッドを開発し、全国で活動。03年新世界フェスティバルゲートで、ココルームをたちあげ「表現と自律と仕事と社会」をテーマに社会と表現の関わりをさぐる。08年から西成区通称・釜ヶ崎で「インフォショップ・カフェココルーム」を開き、喫茶店のふりをし、2016年春「ゲストハウスとカフェと庭ココルーム」を開く。NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表。
助成:福武財団