鳥の演劇祭15

本年開催にあたって

長く続いたコロナ禍は、人と人の交流に大きな影を落とし続け、経済の停滞は経済的格差拡大を加速させた。従来より進行していた地方都市の衰退は、コロナによりさらに深刻化しているように思える。鳥の演劇祭は、開始当初から演劇による地方の活性化を大きな目標としてきた。それはイベントによる一過性のにぎわいをつくるということではない。演劇芸術と生活者の出会い、国内外の演劇人と生活者の出会いなどを通じて、グローバル化した現代社会の希望と課題を見つめるための試みであった。「出会い・思考・行動」の営みとして、演劇の熱により活性化した人と人のつながりが、ここだけの未来を獲得していくことを目指す継続であった。鳥の演劇祭は今年15回目を迎える。さまざまな困難を乗り越える飛躍への強い決意を込めて、開催テーマを「とべ!」とし、週ごとに「暴力」「障がい」「表現」など個別テーマを定め、演劇、美術展、ワークショップ、講演などを通じて、世界を覆う閉塞の向こうを見通し、新しい実践のきっかけとなることを目指したい。

鳥の演劇祭芸術監督 中島諒人

プログラム

Programme

プログラム一覧

鳥の演劇祭15の新型コロナウイルス感染症予防対策

鳥の演劇祭では、観客や参加者の皆さまと運営スタッフの健康と安全の確保を最優先とし、ガイドラインを設け、衛生管理対策を講じた上で開催いたします。

  • 観客や参加者同士が十分な距離を取れる広さの場所、定員でプログラムを実施します。
  • 各所に消毒用アルコールを設置します。
  • 会場の定期的な換気、消毒を行います。
  • ご来場時に検温を実施します。(37.5度以上の発熱がある方は、ご入場をお断りする場合があります。)
  • 不織布マスクの着用をお願いいたします。
  • 「とっとり新型コロナ対策安心登録システム」への登録を推奨します。
  • 県外からお越しのお客様は、検査を受検して陰性を確認してから来県をお願いします。
  • 参加するスタッフ・キャストは、毎日検温します。
  • 県外から参加するスタッフ・キャストは、PCR検査を受診し陰性を確認後、来県します。
期間
2022年9月16日(金)~10月2日(日)

【主会場】鳥の劇場と周辺

主催
共催
  • 鳥取県
  • 鳥取市
助成
  • 文化庁令和4年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
  • 令和4年度 鳥取県 鳥の劇場運営委員会補助金活用事業(一部事業を除く)
後援
  • 鳥取県教育委員会
  • 鳥取市教育委員会
  • 米子市教育委員会
  • 倉吉市教育委員会
  • 境港市教育委員会
  • 岩美町教育委員会
  • 若桜町教育委員会
  • 智頭町教育委員会
  • 八頭町教育委員会
  • 三朝町教育委員会
  • 湯梨浜町教育委員会
  • 琴浦町教育委員会
  • 北栄町教育委員会
  • 日吉津村教育委員会
  • 大山町教育委員会
  • 南部町教育委員会
  • 伯耆町教育委員会
  • 日南町教育委員会
  • 日野町教育委員会
  • 江府町教育委員会
  • 新日本海新聞社
  • 朝日新聞鳥取総局
  • 山陰中央新報社
  • 毎日新聞鳥取支局
  • 読売新聞鳥取支局
  • 産経新聞社
  • 日本経済新聞社鳥取支局
  • 中国新聞鳥取支局
  • NHK鳥取放送局
  • 日本海テレビ
  • BSS山陰放送
  • TSK山陰中央テレビ
  • 共同通信社鳥取支局
  • 時事通信社鳥取支局
  • 日本海ケーブルネットワーク
  • いなばぴょんぴょんネット
  • エフエム山陰
  • FM鳥取・RADIO BIRD
  • 鳥取県PTA協議会
  • 公益財団法人鳥取県文化振興財団
  • 在大阪・神戸米国総領事館

【芸術監督】中島諒人(演出家/鳥の劇場芸術監督)

『BRECHT ON BRECHT 音楽劇 ブレヒト、ブレヒトを語る』

主催
特定非営利活動法人鳥の劇場
助成
(公財)関西・大阪21世紀協会

日米合作『パックさんの魔法/美のことなり』

主催
特定非営利活動法人鳥の劇場
共催
独立行政法人国際交流基金
助成
(公財)関西・大阪21世紀協会

「鳥の演劇祭15」問合せ窓口(鳥の劇場内)

  • 〒689-0405
  • 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1812-1
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