科学者、パイロット、広島在住の若い女性。二人の俳優が演じる原爆という「あやまち」にまつわる物語。

上演団体
マイケル・ミアーズ[イギリス]
日時
9月27日(土)・28日(日)16:30
※27日(土)終演後、アフタートークがあります
上演時間
80分
会場
議場劇場
料金
大人3,000円*/学生1,000円/18歳未満500円/未就学児無料
*カフェで使用できる1ドリンクチケット付き
上演言語
英語、日本語
舞台上字幕
日本語
手元字幕
音情報付き日本語、韓国語、英語

© Simon Richardson

© Simon Richardson

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プログラムについて開く

日本への原爆投下が決定された時、レオ・シラードは、原爆の開発者という自らの責任に苦悩し、その大惨事を阻止するためにあらゆる手を尽くさなければならなかった。

広島に住む若い女性、ノムラシゲコは、街の破壊を生き延びた後、両親を救い出すために、最後の力を振り絞らなければならなかった。

イギリス人と日本人の二人の俳優が、才能あふれるハンガリーの科学者、勇敢なアメリカ人パイロット、そして献身的な日本人の娘という、心を揺さぶる物語を演じる。核時代をもたらした「過ち」を描いた、心を掴み、心を揺さぶる、そして考えさせられるドラマである。

あらすじ開く

今作では、原爆の開発に携わったユダヤ系ハンガリー人物理学者レオ・シラーズ、原爆を投下したアメリカ人パイロット ポール・ティベッツ大佐、そして戦時下の広島に暮らし、原爆による甚大な被害を受けた若い女性ノムラシゲコ、三者の物語が織り交ざり描かれる。

物語は1933年、1945年、そして現代の時間軸を交錯させながら、ベルリン、ロンドン、シカゴ、テニアン島、エノラ・ゲイ(*広島に原爆を投下した戦闘機)のコックピット、広島の破壊された工場など大陸を越え、さまざまな場所を行き来する。

作・演出/出演/スタッフ開く

作:マイケル・ミアーズ

演出:ロザムンド・ハット

出演:中園理子 マイケル・ミアーズ

アーティストからの言葉開く

戦後80年という節目の年に、『あやまち -The Mistake -』を日本で上演できることを、心から光栄に思います。これまでイギリス各地やアメリカ、そしてニューヨークのオフ・ブロードウェイでも上演してきましたが、日本の皆さまにこの作品を届けられることには、特別な重みと深い意味を感じています。原爆による被爆者の体験は、決して風化させてはならないものです。この作品が、過去と現在を見つめ直し、「平和」について考えるひとときとなれば幸いです。

中園理子

アーティストプロフィール開く
© Catherine Shakespeare Lane

マイケル・ミアーズ

ロンドン生まれ、同地在住。これまで舞台・映画・テレビを中心に俳優として40年以上のキャリアを持つ。ナショナル・シアター、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、ピーター・ホール・カンパニーをはじめとするイギリスの主要な劇団で活動し、ロンドンのウエストエンドにも幾度も出演。なかでもバーナード・ショーの『分からぬものですよ』への出演や、ロングランヒット作『ウーマン・イン・ブラック』に9か月間出演したことで知られる。

劇作家としては、創作一人芝居をすることでよく知られている。

これまで4本の一人芝居を執筆しており、すべて自身で演じた。ホームレスをテーマにした『Soup』はエディンバラ・フェスティバルでスコッツマン紙のフリンジ・ファースト賞を受賞。第一次世界大戦期のイギリスにおける良心的兵役拒否者の闘いを描いた『This Evil Thing』は、イギリス国内で100回以上上演され、2018年にはアメリカ9州でも上演された。また、7本の一人芝居の戯曲をBBCラジオのために執筆している。

今作『ミステイク-あやまち』は初の二人芝居。2022年にエディンバラ・フリンジで初演。2023年ロンドンのアルコラ・シアターでの公演は連日満員となり、その後イギリス国内28か所を巡演。今年初めにはオフ・ブロードウェイでの3週間の公演を含む6週間のアメリカツアーが実施された。

© Alan Howard

中園理子

ロンドンを拠点とする日本人俳優であり、ダンサー、人形遣い、歌手としても活躍する。ニューヨークにあるアメリカン・ミュージカル・アンド・ドラマティック・アカデミー(AMDA)を卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、ジム・ヘンソン・クリーチャー・ショップ、英国国立オペラ、ブラインドサミット、ウィーン劇場協会(オーストリア)、92nd ストリート・Y(アメリカ)、プリンセス・クルーズなどで出演し、国際的に活動してきた。

代表作に『となりのトトロ』(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー&インプロバブル)、『ミス・サイゴン』(ウィーン公演)、『蝶々夫人』(英国国立オペラ)、『シークレット・シルク』(プリンセス・クルーズ)、『Caligula and the Sea』(ヴォルトフェスティバル)などがある。2023年にはマイケル・ミアーズとともに『ミステイク-あやまち』でイギリスツアーを行った。本年には同作品で、オフブロードウェイでの3週間の公演を含む、全8会場のアメリカツアーを実施した。

テレビ・映画では、『Mamma Mia! I Have A Dream』(ITV)や、近年では『The Head(シーズン3)』にケイコ役としてレギュラー出演している(HIBO Max&Hulu Japan)。

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